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公立・私立小学校の違いと受験

私立・国立・公立小学校の違い

私立小学校
特徴
  • 歴史と伝統に基づく確固たる教育方針が受け継がれている。
  • 独自のカリキュラムを編成している。
  • 公立校と違い、先生の人事異動が少ない。
メリット
  • 建学の精神に基づいた教育内容、生活指導に独自のノウハウがある。
  • 情報教育機器や体育設備は充実し、専科の教員を用し、指導体制が充実している。
  • 系列校への進学が有利。
  • 英語やフランス語(暁星系や白百合系)の語学教育に早期から取り組んでいる学校が多い。
  • 先生の異動が少なく、生徒との家族的な雰囲気がある。12年間から16年間、ゆとりのある教育環境で過ごせる。
  • ホームページが充実している。
デメリット
  • 学費がかかり、家計への負担がある。
  • 募集人員は少なく、狭き門をくぐるために、受験準備が必要となる。
国立大学附属小学校
特徴
  • 大学の「実験施設」という前提がある。
  • エリート校化しており、倍率が高い。
  • 学力考査に抽選があり、「運」に左右される。
メリット
  • 学費は公立なみ。
  • 大学と連携した先端的な授業が展開されることがある。
デメリット
  • 抽選がある。
  • 通学範囲が決められている。
  • 教育実習生の受け入れや、他校の先生が授業を見学する機会が多い。
  • 附属中・高への進学に条件がある。附属高校がないところ(千葉大、埼玉大、横浜国立大など)もある。
公立小学校
特徴
  • 学費を抑えることができる。「近所の友達と一緒に学べる。」
  • 「総合的な学習の時間」で地域の自然や行事に親しむといった授業を私立同様に行っている。
メリット
  • 学費が抑えられる。
  • 自治体によっては学校選択制を導入し、英語教育などの先端授業を行っている。
  • 公立の小中一貫校、中高一貫校もできているので、チャレンジ精神のある子供には有利。
デメリット
  • 教育改革にカリキュラムが左右されやすい。
  • 校長先生も含めて先生の異動があるので、実践が継続しにくい。
  • 地域指定があり、学校を自由に選択できない。先行き受験が待っている。
  • ホームページなど、ネット上の情報公開が進んでいない。
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